概要
株式会社abyでは、多彩な教育サービスを展開する株式会社成基様のデジタル戦略を包括的に支援しております。その中でも中核事業である進学塾「成基学園」の公式サービスサイトにおいて、経営体制の刷新という重要な節目に合わせた全面リニューアルを担当いたしました。
弊社はワイヤーフレームなどのサイト設計からデザイン・開発までを担当し、プロジェクト全体のマネジメントとSEO対策は、株式会社Mayui様(https://mayui.co.jp/work/seikigakuen-seo-case/)が担当されました。
クライアント
「成基学園」は、近畿圏を中心に展開している小中学生を対象にした進学塾です。長年にわたり難関校への圧倒的な合格実績を築いてきました。 最大の特徴は、単なる学力向上や受験対策に留まらず、独自の人間教育「志共育(こころざしきょういく)」を掲げている点です。「難関校合格」という高い目標達成を軸にしながら、その先にある人間形成までを見据えた指導スタイルは、地域社会から極めて高い信頼を獲得しています。
プロジェクトの背景
三代目へと経営のバトンが渡される歴史的な転換期において、これまで築き上げてきた「成基ブランド」の信頼性を損なうことなく、新代表が目指す未来へのビジョンをいかにWebサイト上で表現するかが最大の焦点となりました。
また、運用面においては、肥大化した保守コストの削減や、教育現場の情報を即座に反映できるリアルタイムな情報発信体制の構築が喫緊の課題となっていました。
課題
1:ブランドイメージを伝えるデザイン設計
2:成基学園の強みを伝える情報構造の最適化
3:運用コストの削減と情報発信体制の見直し
abyのソリューション
1:ブランドイメージを伝えるデザイン設計
ディスカッションを重ね、デザインの最適解を導き出す

株式会社成基様とのディスカッションを通じて、目指すべきブランドイメージの表現方法を明確にしていきました。その中で挙がった「和」というキーワードをもとにデザインボードを作成・共有し、方向性を可視化することで、目指すデザインのすり合わせを行っていきました。定まった方向性から、デザイン案を複数作成し、最終的に「成基学園らしさ」を最大限表現するデザインに落とし込みました。
また、ブランドイメージを伝える上で、当初は予定になかった写真撮影もご提案させていただきました。
理念の軸となる「志共育」の打ち出し

既存サイトでは表現しきれていなかった「志共育」を特設コンテンツとしてトップページに設置し、下層には専用ページも作成しました。(https://www.seiki.jp/about/kokorozashi/)
なお、写真撮影には実際に教壇に立つ先生方にもご協力いただき、サイト全体のコンセプトに合わせた写真選定を行ったことで、よりリアルな成基学園らしさを表現できたと共に、「志共育」を印象付けるデザインを実現しました。
2:成基学園の強みを伝える情報構造の最適化
「いま、知りたい情報」を迷わせないヘッダー構造

「成基学園」が誇る「志望校合格への確かな道のり」を、サイト訪問者が迷うことなく体感できるヘッダーのメニュー設計を追求しました。単なる情報の整理に留まらず、入塾を検討される保護者・生徒の検討フェーズ(心理プロセス)に沿った改善としています。
訴求ポイントを捉えたTOPページの最適設計

訴求ポイントである難関校への高い合格実績を円グラフ化し、アニメーションをつけることでサイト訪問者の目を引く設計としました。また、合格体験記や合格実績一覧への導線も設置することで、回遊性の向上につなげました。
スマートフォン操作を前提とした直感的なUI

サイト訪問者の多くがスマートフォンで閲覧することを想定し、親指一本で主要な操作が完結する導線設計としました。各ページにフローティング(追従型)メニューを配置し、「入会相談」や「資料請求」のボタンを常に表示しています。これにより、関心が高まったタイミングでお申し込みをしてもらえるよう、アクションボタンへの接触機会を最大化しています。
3:運用コストの削減と情報発信体制の見直し
WordPressによる運用内製化で外注コスト70%削減
運用コストの削減と現場対応の体制を整えるため、サイトの構築環境をMovable TypeからWordPressへと刷新しました。
Webの専門家ではない成基学園の社員のみなさんが使いやすいよう、直感的な操作で完結できる仕組みを導入しました。
サイト編集画面のデザイン面では、見出しやボタンなどの共通したパーツを多種類用意し、ページ作成時やコンテンツ追加時に迷わずパーツを選択できる工夫を凝らしました。
開発面では、WordPressのブロックエディターを独自にカスタマイズし、用意したデザインパーツを自由に使用できるように実装しました。
サイト更新を内製化したことで外注コストを70%削減し、情報発信の高速化も実現しました。

リニューアル後の効果
- ブランドイメージの浸透力向上
- 独自の強みを打ち出す訴求力向上
- 教室情報やコース情報などCVに繋がる重要な情報設計の見直しによる視認性の向上
- 更新頻度の高いページ更新の内製化による保守コスト70%削減
- 情報発信スピードと正確性の向上
abyの包括的支援

運用方法やご要望に合わせた開発対応
弊社は「成基学園」公式サービスサイトだけでなく、各季節講習やコースのランディングページ(LP)制作も担当しております。
ランディングページにおいては、株式会社成基様が使用されているHubSpot(Webサイト管理システム)を活用することで、これまでの運用体制に大きな影響を与えることなく、スムーズな運用が可能となりました。
さらに、仮説検証を行いやすくするため、HubSpot内で使用するパーツを用途に合わせてカスタマイズしました。これにより、効率的で効果的なランディングページを作成することができ、申し込み増につなげることができています。
グループ全体をサポートする伴走型支援
現在弊社では、株式会社成基様が運営するサービスのうち、約半数のWebサイト制作・改善に携わっており、各サービスの特性や想いに寄り添いながら、サイト設計・UI/UX改善・デザイン制作・開発など継続的な支援を行っております。
今後もWebサイトの制作・改善・保守・運用から戦略的なLP制作まで、デジタル領域のパートナーとして株式会社成基様が地域社会・生徒・保護者と共に歩む未来を支えてまいります。
グループサイト制作事例(抜粋)
幼児教育 TAM-タム-(https://www.seiki.co.jp/tam/)
不登校のためのポータルサイト ツナグバ(https://www.shingaku-fs.jp/tsunaguba)